★★★★☆ノギスはデジタル式にしてほしかった。
12人中名前の知ってる女優さんは3人だけだったので実際にオフィスでの健康診断の光景を見ている気分を味わえました。当たり前のように乳輪径を測ったり、我々の世代には懐かしいぎょう虫検査でアナルをグリグリしたり、子宮がん検査と称して膣内をこねくり回したりとセクハラ検診満載です。検診の終わった女子社員さんたちが最後下着をつけながら冷たい視線をこちらに送ってくるのがVRなのになんとも嫌な空気を醸し出していて、それもまた一興。同じ流れを12回繰り返すので単調になりがちなんですけど診断が終わって次の人が登場するところまでをひとつのパートにしているのでなんとなく続きを見てしまうようになっているのがうまいつくりだなと思いました。ひとつ気になったのはいちばん最初の社員さん(もなみ鈴さん)が脱衣カゴを仕切りの右側に持って行ったまま戻さなかったので以降の社員さんが胸部診断のとき脱いだ服を机に直置きする流れになってしまったのが不衛生に思えました。個人的な要望としてはセクハラに映る行為も検査の一環ですと納得させるような医療行為を加えてほしかったですね。胸を揉みながらも胸囲は測るとか、クスコを使って膣液を採取するとか。乳輪を測るノギスも液晶デジタル式のを使ってくれたら長さがすぐに視認できたのになと思いました。あと前半後半で登場した2人の看護師さんもなかなかのルックスだっただけにそれぞれとの絡みを見てみたかったですね。